当塾の塾生でない方(外部生)にもご参加いただける夏期講習オープン講座のご案内です。
- 学期中は部活等で通塾できない方
- 夏の間に弱点を見つけ克服しておきたい方
- 先取り学習で余裕を作っておきたい方
にお勧めの講座となっています。
(塾生の方(内部生)は「特別講座」以外はすでにお席を確保してあります。)
講座名には、目安のため学年が書いてありますが、必ずしも実際の学年と合わせる必要はありません。
より高度な内容をお求めの方や、より基礎から固めたい方は、講座内容を参考に受講講座をお選びください。
受講料は、4日間の講座は21,120円、3日間の講座は15,840円(いずれも税・教材費込)となります。
また、各講習は内容的に連続しておりますので、4日間で1セット(1講座)となります。
ただ、やむを得ず欠席される日程分は、教材や授業動画を次回授業日までに配信することでサポートさせていただきますのでご安心ください。
お申し込みは、「お名前」「学校名」「学年」「お申し込み講座名」を添えた上で、info@leapengine.jp までお願いいたします。
また、何を受講すべきか迷われている方のご質問には電話(03-6455-7251)でお答えいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
(授業が比較的少ない平日13:00-16:00は特に教務とお電話がつながりやすくなっております。)
末筆になりますが、お子様が他者と共に脳に汗をかき、ぜひ跳躍の夏を迎えることを願っております。
オープン講座一覧
※以下、既存講座の定員を拡張・新規講座を増設しました(6月8日)
中1相当
(数学)方程式と不等式
(数学)平行線と多角形の角、三角形の合同
(数学)関数とグラフ(残り3名)
(数学)二等辺三角形・直角三角形・いろいろな四角形の合同(残り3名)
(英語)複数形・be動詞・一般動詞(残り4名)
(英語)疑問詞・進行形・過去形(残り3名)
中2相当
(数学)中学代数分野の総復習
(数学)中学幾何分野の総復習
(数学)関数y=ax2とその応用(締め切りました)
(数学)三平方の定理(残り1名)
(英語)比較完全マスター(残り2名)
(英語)英検3級〜準2級対策講座(残り1名)
中3相当
(数学)確率の入門と体系的整理(残り1名)
(数学)整数の効率的攻略(残り2名)
(英語)関係代名詞完全マスター(残り2名)
(英語)英検準2級〜2級対策講座(残り2名)
高1相当
(数学)場合の数と確率の実戦演習(残り1名)
(数学)図形と方程式の重要論点攻略(残り1名)
(英語)仮定法完全マスター(残り3名)
(英語)英検2級〜準1級対策講座
高2相当
(数学)分数・無理関数、逆・合成関数、数列・関数の極限の実戦演習(残り4名)
(数学)2次曲線入門
(英語)英文解釈特講
(英語)長文読解入門(残り3名)
高3相当
(英語)要約問題徹底演習(残り2名)
(物理)難関大対策物理演習
(化学)難関大対策化学演習
大学入試テーマ別重点演習(中3〜高3)
(数学)関数、方程式、不等式
(数学)集合と論理、三角関数と図形
特別講座(無学年制)
(国語)学びの対話——より深い勉強のほうへ
【方程式と不等式】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学2年生
日時
7月30日(土)16:15~17:45
8月2日(火)16:15~17:45
8月6日(土)16:15~17:45
8月9日(火)16:15~17:45
定員
9名
内容
- (連立)方程式
- 不等式の解法
- 応用(文章題)
※毎回30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- (連立)方程式や不等式を、素早く正確に解ける
- さまざまなタイプの文章題を、方程式(不等式)で解ける
先生からのメッセージ
中学受験では〇〇算というパターンで分類していた問題も、方程式として考えれば、基本解き方は1つです。およそ数学の問題を解くということは、方程式を立てて解くことと同じです。〇〇算は〇〇算で頭の体操にはなりますが、中学生になった皆さんには、それらを統一的に扱える方程式の考え方をマスターしていきましょう。
【平行線と多角形の角、三角形の合同】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学2年生
日時
7月29日(金)14:30~16:00
8月1日(月)14:30~16:00
8月5日(金)14:30~16:00
8月8日(月)14:30~16:00
定員
9名
内容
- 平行線や多角形の角
- 三角形の合同証明
中学数学レベルの「平行線と多角形の角、三角形の合同」の内容を扱います。
※毎回30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- 平行線と多角形の角を求めることができる
- 三角形の合同証明ができるようになる
先生からのメッセージ
平行線や多角形の角は、性質の説明からスタートをし、様々な問題演習を積んでいきます。三角形の合同証明では、やり方を0から丁寧に説明をし、きちんと納得して自分で書けるようになるまで特訓をします。証明問題は、定期テストで失点しやすい箇所や説明のしにくい(証明の書きにくい)部分については特に重点的に扱います。証明を初めて行う生徒が多いと思いますが、最初に行う「三角形の合同条件」は高校数学でも使う重要な性質の一つですので、この夏期講習で必ずマスターできるようにしましょう。
【関数とグラフ】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学2年生
日時
8月18日(木)16:15〜17:45
8月20日(土)16:15~17:45
8月25日(木)16:15~17:45
8月27日(土)16:15~17:45
定員
16名
内容
- 関数(比例と反比例)とそのグラフ
- 1次関数の入門
※毎回30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- 関数(比例と反比例)とそのグラフを理解し扱えるようになる
先生からのメッセージ
関数をグラフで表現することにより、単なる数式を視覚的に理解することができます。グラフを使って考える、新しい数学をこの夏に学んでください。
※受講に際しては、学校等で「方程式」をすでに学んでいる必要があります。「方程式」が未習の方や自信の無い方は、『方程式と不等式』を受講してからご参加ください。
【二等辺三角形・直角三角形・いろいろな四角形の合同】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学2年生
日時
8月19日(金)16:15~17:45
8月22日(月)16:15~17:45
8月26日(金)16:15~17:45
8月29日(月)16:15~17:45
定員
16名
内容
- 二等辺三角形・直角三角形・いろいろな四角形の合同証明
中学数学レベルの「二等辺三角形・直角三角形・いろいろな四角形の合同証明」の内容を扱います。
※毎回30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- 二等辺三角形・直角三角形・いろいろな四角形の合同証明ができるようになる
先生からのメッセージ
二等辺三角形・直角三角形・いろいろな四角形についての性質について理解をした後、合同証明をしていきます。4日間で大量の問題を解き、証明問題に絶対的な自信がつく講座内容になっています。合同証明では、条件からわかる(導ける)内容を整理することが、方針を立てる上で重要になってきます。本講座を通じて、図形や条件文に対する鋭い視野を養い、様々な証明問題に対する練度を高めていきましょう。
※受講に際しては、三角形の合同証明について、ある程度理解している必要があります。「三角形の合同証明」が未習の方や自信の無い方は、『平行線と多角形の角、三角形の合同』を受講してからご参加ください。
【複数形・be動詞・一般動詞】
対象
- 教科書で『NEW TREASURE』か『Progress 21』を利用しているが、英語に苦戦している中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書は利用していない中高一貫校の中学1年生
日時
7月27日(水)12:45-14:15
8月1日(月)12:45-14:15
8月5日(金)12:45-14:15
8月9日(火)14:30-16:00
定員
9名
内容
- 名詞・代名詞の複数形
- be動詞(am, are, is)
- 一般動詞(3単現のsを含む)
※毎日30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- be動詞と一般動詞を混ぜこぜにしなくなる
- 複数形や3単現のsの付け方がマスターできる
- 定期テストで10〜20点アップできる
【疑問詞・進行形・過去形】
対象
- 教科書で『NEW TREASURE』か『Progress 21』を利用している中高一貫校の中学1年生
- 上記の教科書は利用していないが、意欲の高い中高一貫校の中学1年生
日時
8月17日(水)12:45〜14:15
8月20日(土)14:30~16:00
8月23日(火)16:15~17:45
8月27日(土)14:30〜16:00
定員
16名
内容
- 疑問詞(who, what, which, whose, when, where, how…)
- 助動詞can
- 命令文
- 現在進行形
- 過去形(規則動詞・不規則動詞・be動詞)
- 過去進行形
※毎日30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- 疑問詞が使いこなせるようになる
- 中1で勉強するすべての動詞の形が使いこなせるようになる
- 定期テストで10〜20点アップできる
【中学代数分野の総復習】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学3年生
※受講に際しては下記の範囲が既習であることが望ましいですが、未習の方や心配な方には事前に対応案を出しますのでご相談ください。
日時
7月30日(土)12:45~14:15
8月2日(火)12:45〜14:15
8月6日(土)12:45~14:15
8月9日(火)12:45~14:15
定員
9名
内容
この講習では、代数(数式)分野から
- 1次関数
- 式の展開と因数分解
- 平方根
- 2次方程式
をそれぞれ1日ずつ、合計4日間で復習していきます。
これら4つの範囲は、この講習でも後に学習する「関数y=ax2」や「2次関数y=ax2+bx+c」につながる、とても大切な分野です。
この講習で、この4つの分野をしっかりマスターすることにより、中学数学最後の山場である「関数y=ax2」や、高校数学の最初の山場である「2次関数y=ax2+bx+c」を乗り切るための実力をつけていきましょう。
効果
- 代数分野の復習が行えるので、復習テストや実力推移調査などでよい点を取ることができる
- 来たる「関数y=ax2」をしっかり理解するための足掛かりがつくれる
先生からのメッセージ
1次関数や因数分解や平方根は、苦手な人が多いですが、中学はもちろん高校になってもずっと必要になる大切な分野です。
単なる計算分野と思われがちで、それが皆さんの足元をすくう原因になっているんですが、実は計算のコツが非常に多いのです。
ぜひこの夏に、自信をもってこの分野を扱えるようになりましょう!
【中学幾何分野の総復習】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学3年生
※受講に際しては下記の範囲が既習であることが望ましいですが、未習の方や心配な方には事前に対応案を出しますのでご相談ください。
日時
7月30日(土)14:30〜16:00
8月2日(火)14:30~16:00
8月6日(土)14:30~16:00
8月9日(火)14:30~16:00
定員
9名
内容
この講習では、幾何(図形)分野から
- 合同な図形(三角形・四角形)
- 線分比と面積比
- 相似な図形
- 円にまつわる様々な定理
をそれぞれ1日ずつ、合計4日間で復習していきます。
これら4つの範囲と、この講習で後に学習する「三平方の定理」で、中学の幾何は修了です。
幾何の問題は、単元が限定されていれば、それがヒントとなるので簡単に解けることも多いですが、範囲が広くなると、これらの知識が絡むため、どこから手を付けていいのかわからなくなりやすいです。この講座では、今一度、幾何の基本を復習するとともに、複雑な図形の問題をいかにして切り崩していくかの考え方を学んでいきます。
効果
- 幾何分野の復習が行えるので、復習テストや実力推移調査などでよい点を取ることができる
- 来たる幾何の知識の融合問題をしっかり理解するための足掛かりがつくれる
- 「三平方」を学ぶための準備が行える
先生からのメッセージ
図形にまつわる様々な定理は、それ単体であれば簡単ですが、今まで習ってきたすべての知識がからむと、一見しただけではどこから手を付けたらよいかわからないことがあります。ぜひこの講習を通じて、図形的センスを身に着けてください。なお、図形に関する知識は、この講習ともう一つの講習である三平方の定理で最後です。最後までがんばりましょう。
【関数y=ax2とその応用】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学3年生
※受講に際しては「2次方程式」が既習であることが望ましいですが、未習の方や心配な方は事前にご相談ください。
日時
8月19日(金)12:45〜14:15
8月22日(月)12:45~14:15
8月26日(金)12:45~14:15
8月29日(月)12:45~14:15
定員
16名
内容
- 関数y=ax2
- 関数y=ax2のグラフと図形
- 関数y=ax2の利用
中学数学の集大成である「関数y=ax2」について扱います。
今まで関数としては、比例、反比例、1次関数を扱ってきましたが、いよいよ中学数学の最終形の登場です。これらの関係を座標平面内のグラフで理解していきます。また、グラフを扱うので、この講習内で、1次関数についてもあらためて復習していきます。また、講習の最後には、つぎはぎで作られる関数や、階段状の関数など、新しい関数の考え方についても勉強していきます。
※毎回30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- 関数y=ax2のグラフでの扱いをマスターできる
- 比例、反比例、1次関数の総復習ができる
- 座標平面内で図形的性質を活用する方法を理解できる
- 物体の落下や、点の移動など、物理的な現象を関数として分析できる
先生からのメッセージ
代数分野での中学数学は、この講習で扱う関数y=ax2と、もう1つ別の講習で扱う2次方程式で終了です。両者は密接なつながりがあるので、一度に学んでしまうのが効率的です。かなり高度な内容となりますが、この夏にがんばることで、秋以降の数学の見通しがかなり楽になることをお約束します。
【三平方の定理】
対象
- 教科書で『体系数学』か『システム数学』を利用している中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書は利用していないが、高い意欲を持つ中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書を利用していない、中高一貫校の中学3年生
※受講に際しては「円と相似」が既習であることが望ましいですが、未習の方や心配な方は事前にご相談ください。
日時
8月19日(金)14:30~16:00
8月22日(月)14:30~16:00
8月26日(金)14:30~16:00
8月29日(月)14:30~16:00
定員
16名
内容
- 三平方の定理の基本
- 三平方の定理と平面図形
- 三平方の定理と空間図形
この講習では、「三平方の定理(ピタゴラスの定理)」について扱います。
三平方の定理はシンプルな定理ですが、上手に使おうとすると、いくつかのコツがあります。この講習の前半では、そのようなコツについて学んでいきます。また、後半では、相似や円と接線などの知識を交えた応用について扱います。さらに、時間の許す限り、空間図形への応用も見ていきます。
※毎回30分ほどで取り組める宿題を出します。
効果
- 三平方の定理の上手な使い方がマスターできる
- 三平方の定理と相性の良い円や接線などの扱いを復習できる
先生からのメッセージ
いよいよ中学幾何の最後、三平方の定理の登場です。図形に関する基本的な知識は、この講習で最後になります。高校では、図形の新しい定理は、極わずかな例外を除き登場しません。この講習で、中学幾何の全体を見渡せるようになります。ぜひがんばってついてきてください。
【比較完全マスター】
対象
- 教科書で『NEW TREASURE』か『Progress 21』を利用しているが、英語に苦戦している中高一貫校の中学2年生
- 上記の教科書は利用していない中高一貫校の中学2年生
日時
7月25日(月)14:30-16:00
7月29日(金)14:30-16:00
8月3日(水)14:30-16:00
8月8日(月)14:30-16:00
定員
9名
内容
- 比較級
- 最上級
- as ~ as …(原級)
効果
- 比較級・最上級・as ~ as …の基本がマスターできる
- 比較の書き換え問題で戸惑わなくなる
- 定期テストで10〜20点アップできる
【英検3級~準2級対策講座】
対象
- 英検準2級レベルの単語力を身に付けたい方
- 英検3級レベルの読解力を身に付けたい方
日時
7月27日(水)10:30〜12:00
8月3日(水)10:30~12:00
8月10日(水)10:30~12:00
8月17日(水)10:30~12:00
定員
9名
内容
- 英検準2級の単語・熟語(頻出の1200個)の覚え方
- 英検3級の読解問題の解き方
※毎回小テストを行います。
※毎授業ごとに宿題を出すほか、初回の授業前にも事前課題を課します。
効果
- 英検準2級の単熟語1200個のうち、この夏で最低でも8割(960語)は覚えられるので、英文を見る風景が変わる
- 英検3級の読解問題のコツが分かる
【確率の入門と体系的整理】
対象
- 体系数学を利用している中高一貫校に在籍する中学3年生
- 体系数学を利用していない学校に在籍する高校1年生
- 確率を苦手としている高校2年生
日時
7月28日(木)12:45~14:15
8月1日(月)12:45~14:15
8月4日(木)12:45~14:15
8月8日(月)12:45~14:15
定員
16名
内容
「確率」について、基礎から大学受験の初級レベルの問題が解けるところまで引き上げます。この講座が終わる頃には、「確率」が一番好きな分野になることでしょう。
効果
- 確率について、問題を図式化して把握できるようになる
- また、そのためにどのような計算を行えばよいかのがわかるようになる
【整数の効率的攻略】
対象
- 体系数学を利用している中高一貫校に在籍する中学3年生
- 体系数学を利用していない学校に在籍する高校1年生
日時
8月17日(水)16:15~17:45
8月21日(日)16:15~17:45
8月24日(水)16:15~17:45
8月28日(日)16:15~17:45
定員
16名
内容
- 整数範囲の基礎学習
- 入試標準レベルまでの演習
※毎回大学入試レベルを含むやりがいのある宿題を課します。
効果
- 人によっては「根性」と「効率の悪い試行錯誤」だけで解いていただけの整数の問題が効率的に解けるようになり、特に難関大受験においてアドヴァンテージが得られます
先生からのメッセージ
大学入試の範囲の整数に関する問題は、算数と中1レベルの数学の知識があれば取り組めるものが数多くあります。しかし効率的に過不足なく答えを見つけ出すとともに、瑕疵のない記述答案を書ける受験生は、高3まで精力的に数学の学習を継続しても思いのほか多くはありません。本講座では公式の少なさ故にかえって難解と考えられがちな整数の範囲に関して、内容を整理するとともに他の単元との違いを踏まえた学習の指針を提示し、数年後の大学受験にも通用する実力を涵養していきたいと思います。
【関係代名詞完全マスター】
対象
- 中高一貫校の中学3年生
日時
7月27日(水)14:30-16:00
8月1日(月)14:30-16:00
8月5日(金)14:30-16:00
8月9日(火)12:45-14:15
定員
16名
内容
- 関係代名詞(主格)
- 関係代名詞(目的格)
- 関係代名詞(所有格)
- 関係代名詞(what)
効果
- 関係代名詞の基本がマスターできる
- (関係代名詞が頻出するので)読解問題が得意になる
- 定期テストで10〜20点アップできる
【英検準2級~2級対策講座】
対象
- 英検2級レベルの単語力を身に付けたい方
- 英検準2級レベルの読解力を身に付けたい方
日時
7月28日(木)10:30〜12:00
8月4日(木)10:30~12:00
8月11日(木)10:30~12:00
8月18日(木)10:30~12:00
定員
16名
内容
- 英検2級の単語・熟語(頻出の1200個)の覚え方
- 英検準2級の読解問題の解き方
※毎回小テストを行います。
※毎授業ごとに宿題を出すほか、初回の授業前にも事前課題を課します。
効果
- 英検2級の単熟語1200個のうち、この夏で最低でも8割(960語)は覚えられるので、英文を見る風景が変わる
- 英検準2級の読解問題のコツが分かる
【場合の数と確率の実戦演習】
対象
- 体系数学を利用している中高一貫校に在籍する高校1年生
- 体系数学を利用していない学校に在籍する高校2年生
- 場合の数と確率を苦手としている高校3年生
日時
8月18日(木)14:30〜16:00
8月20日(土)14:30~16:00
8月25日(木)14:30~16:00
8月27日(土)14:30~16:00
定員
9名
内容
初日の始めの1時間で、数え上げの基礎(和の法則、積の法則、順列・組合せ、同じものを含む順列、重複順列・組合せ)を今一度整理します。その後、大学入試中級レベルの問題に取り組むことにより、数え上げの感覚を定着させていきます。講習の後半では、確率の基礎(試行の独立性と反復試行、条件付き確率と乗法定理)を理論的にしっかりと整理し、問題演習で感覚として定着させていきます。
効果
- 1題1題について演習と解説を交互にひたすら繰り返すことで、場合の数と確率についての考え方を頭と体で理解できるようになる
先生からのメッセージ
9月ごろにある模擬試験の「場合の数と確率」の問題で満点が取れたという嬉しい報告を毎年いただいています。「場合の数と確率」で大学受験で必要な知識は、この講習でほぼマスターすることができます。ぜひこの夏に、この分野を得意になってしまってください。
【図形と方程式の重要論点攻略】
対象
- 中高一貫の進学校に在籍する高校1年生
日時
7月27日(水)16:15〜17:45
7月31日(日)16:15~17:45
8月3日(水)16:15~17:45
8月7日(日)16:15~17:45
定員
9名
内容
- 直線に関する重要論点の攻略
- 円に関する重要論点の攻略
- 軌跡に関する重要論点の攻略
- 領域に関する重要論点の攻略
効果
- 座標平面の上での円や直線の扱いの必須手法を整理することができる
- 実数解の存在に帰着させる手法を使いこなせるようになる
- 多変数関数の最大・最小問題について、複数の考え方で解答できるようになる
先生からのメッセージ
“座標平面上での幾何”は、いままで勉強してきた知識が実る、高校数学の山場の1つです。この分野を学んでから数学が好きになった、という学生も多い分野です。この講習では、4日に渡り、図形と方程式の中でも、考え方が難しくかつ大学入試の出題頻度の高い論点に的を絞り、難関大入試にも耐えうるよう、応用できる力をつけていきます。扱う内容のキーワードは以下のとおりです。
- 曲線束
- 極線と共役定理
- 逆像法・逆手流
- 予選決勝法
なお、講習に先立ち、「図形と方程式」の知識を整理するための“予習問題”を配布します。受講予定者は、この“予習問題”に必ず取り組んでから講習に参加してください。
※受講に際しては、数学II「図形と方程式」が既習であることが必要です。「図形と方程式」が未習の方や、既習だが苦手としている方は、事前にしておくべきことなど指示させていただきますので、受講前に担当講師または教務主任にご相談ください。
【仮定法完全マスター】
対象
- 中高一貫校の高校1年生
- 意欲の高い中高一貫校の中学3年生
日時
8月1日(月)12:45~14:15
8月5日(金)12:45~14:15
8月9日(火)16:15〜17:45
8月12日(金)16:15〜17:45
定員
9名
内容
- 仮定法過去
- 仮定法過去完了
- 仮定法未来
- 仮定法現在
- 注意すべき仮定法の表現
- 大学入試問題の演習
※毎授業でさまざまな形式の文法問題の演習を宿題に出します。約30分でこなせる量です。
効果
- 仮定法の大学入試問題に対応できるようになる
先生からのメッセージ
本講座では、受験で重要なポイントとなる仮定法を一から学び、最終的には大学入試問題に対応できるレベルまで力をつけていきます。
丁寧に説明から行いますので、仮定法をまだ学習していない方、中学内容・高校基礎の仮定法しか勉強していない方、もう一度仮定法を学び直したい方までご受講いただけます。
さまざまな種類の問題演習を通して、仮定法の問題の解き方を徹底的にマスターし、大学入試問題であっても自信を持って解けるまで実力をつけていきます。
【英検2級~準1級対策講座】
対象
- 英検準1級レベルの単語力を身に付けたい方
- 英検2級レベルの読解力を身に付けたい方
日時
7月29日(金)10:30〜12:00
8月5日(金)10:30〜12:00
8月12日(金)10:30〜12:00
8月19日(金)10:30~12:00
定員
16名
内容
- 英検準1級の単語・熟語(頻出の1200個)の覚え方
- 英検2級の読解問題の解き方
※毎回小テストを行います。
※毎授業ごとに宿題を出すほか、初回の授業前にも事前課題を課します。
効果
- 英検準1級の単熟語1200個のうち、この夏で最低でも8割(960語)は覚えられるので、英文を見る風景が変わる
- 英検2級の読解問題のコツが分かる
【分数・無理関数、逆・合成関数、数列・関数の極限の実戦演習】
対象
- 体系数学を利用している中高一貫校に在籍する高校2年生
- 体系数学を利用していない学校に在籍する高校3年生
※受講に際しては「数列の極限」、「関数の極限」が既習であることが望ましいですが、未習の方や心配な方は事前にご相談ください。
日時
8月17日(水)12:45〜14:15
8月21日(日)12:45~14:15
8月24日(水)12:45~14:15
8月27日(土)12:45~14:15
定員
9名
内容
分数・無理関数と逆・合成関数では、基本の扱いを踏まえ、他の分野と融合した入試問題を扱うことにより、広く数学IAIIBまでを復習していきます。また、数列の極限では、解けない漸化式の極限の考え方などを通じて、はさみうちの定理の活用について指導を行います。さらに、関数の極限では、基本的な関数の極限を求めるのはもちろん、複雑な関数の極限へのアプローチや、図形的な操作の極限の求め方についても扱います。
効果
- 分数・無理関数を過去の数学IAIIBの知識と融合して解答することができるようになります
- 逆・合成関数の定義と性質を理解し、解法として上手に扱えるようになります
- 数列・関数の極限について、はさみうちの定理に帰着させる数学III独特の論法についてマスターできるようになります
先生からのメッセージ
はさみうちの定理を使う準備段階である不等式での評価は、数学的センスと論理力を必要とする、難しいけれど面白い内容です。それゆえ、特に難関大学での出題頻度が高い分野でもあります。いきなり使いこなすのは難しいですが、この高級な論法について理解を深めていきましょう。
【2次曲線入門】
対象
- 体系数学を利用している中高一貫校に在籍する高校2年生
- 体系数学を利用していない学校に在籍する高校3年生
日時
7月27日(水)14:30~16:00
7月31日(日)14:30~16:00
8月3日(水)14:30~16:00
8月7日(日)14:30~16:00
定員
9名
内容
- 楕円の基礎学習
- 双曲線の基礎学習
- 放物線の基礎学習
- 問題演習
※毎回大学入試レベルを含むやりがいのある宿題を課します。
効果
- 上記各曲線の定義が分かり、大学入試数学やその他の分野への応用が理解出来るようになります
先生からのメッセージ
突然ですが、放物線とはどのような曲線でしょうか? 中学数学や理科でもお馴染みの放物線ですが、実はきちんとした定義は示されておらず、上記の2次曲線の範囲で初めて定義を学習することになるので、実は先ほどの質問にはまだ回答することが出来ません。放物線に限らず他の曲線についても理解を深め、数学だけでなくさまざまな分野に活用できる素地を築きたいと思います。
【英文解釈特講】
対象
- 難関大学を志望している中高一貫校の高校2年生
日時
7月29日(金)16:15〜17:45
8月1日(月)16:15~17:45
8月5日(金)16:15~17:45
8月8日(月)16:15~17:45
定員
16名
内容
- 無生物主語構文
- 名詞構文
難関大学を志望する高2生を対象に、英文解釈の特別講習を行います。
※毎回1時間程度で取り組める予習課題を出します。
効果
- 難関大入試の英文和訳や長文読解において必要となる、英文の構造を正確に見抜く力がつく
- 無生物主語構文・名詞構文などの特殊構文を攻略し、入試や模試で合格答案を作成できるようになる
先生からのメッセージ
難関大入試頻出の無生物主語構文・名詞構文に特化した英文解釈の特別講習を行います。これらの構文は、日本語の発想とは異なる表現のため、入試の和訳問題で出題された際には、合格答案を作成するために独特な工夫が必要です。
本講ではまず、無生物主語構文・名詞構文の理解を確かなものにするため、重要例文を使用した講義と様々な英文法問題の演習を通して、丁寧に講義・解説をするところから始めます。
特殊構文を訳す際の正しい解法を伝授した後、予習課題として配布する英検準1級〜難関大レベルの、ある程度まとまった量の英語の文章の英文解釈をご自身で行なってきてもらい、正しく訳せているかどうか確認をしていきます。
受験生でも苦戦する人が多い特殊な構文の処理を、高2の今のうちから早期攻略しておきましょう。
【長文読解入門】
対象
- 長文読解にあまり慣れていない中高一貫校の高校2年生
- 意欲的な中高一貫校の中学3年〜高校1年生
日時
8月19日(金)14:30~16:00
8月23日(火)14:30~16:00
8月26日(金)14:30~16:00
8月28日(日)18:00〜19:30
定員
9名
内容
- 長文読解(和訳、要旨把握など)
効果
- 英文の読み方の基本が分かるようになる
- 英文を大局的に把握する力が身に付く
【要約問題徹底演習】
対象
- 難関大学を志望している中3〜高3年生
日時
8月18日(木)12:15-14:15(2h)
8月21日(日)12:15-14:15(2h)
8月24日(水)12:15-14:15(2h)
8月28日(日)12:15-14:15(2h)
定員
9名
内容
- 東大英語の要約問題(演習・読み合わせ・添削)
効果
- 大局的に英文を把握する力が身に付く
- 端的に表現する日本語力が身に付く
- テーマを理解する教養が身に付く
先生からのメッセージ
みなさん、こんにちは。
本講座で扱う東大英語の要約問題は、「英語」「論理」「日本語」「教養」に関する力を、総合的に鍛えるための格好の素材です。
このように総合力を高め、またそれを受験生に求める要約問題を、約60年にわたって執拗に出し続けるということ。
私はこのことに東大駒場キャンパス(教養学部)の矜持を感じます。
もしこの講座に興味がおありでしたら、英語の実力を上げることはもちろん、他者の論理を把握し、自らも論理を構成する術を学びましょう。
そして、それら形式的な力の養成に加えて、「人間」「社会」「言語」「自然」「科学」について書かれた内容に触れ、教養そのものに対して感度を高めていきましょう。
以下は蛇足です。
みなさんがいずれ進学する大学という場所は、専門性を身につける場所であると同時に、幅広い教養を身につける場所でもあります。
教養を持つということは、世界のさまざまな側面に対して関心を持つということです。
「愛せなければ通り過ぎよ」と書くニーチェを参照するなら、教養を持つということは、世界のあちこちを通り過ぎずに愛を持って眺めるということです。
つまり大学とは、この世界に愛を持って接する態度を学ぶ場所でもあるのです。
世界のさまざまな側面に対して愛を持って接する——そんなことはふつうできません。
人は自分やその周りのことで精一杯なのが通常であるからです。
でも大学とは、私たちを教養へと誘い、世界のあちこちを通り過ぎないようにする、そのような愛を学ばせる場所なのです。
だから大学は凄いところなのです。
貴重な場所なのです。
社会に必要な場所なのです。
若いみなさんには、そのような感覚があるでしょうか?
この講座を通して、みなさんと少しでもそのような感覚をも共有できたら嬉しいと思っています。
【難関大対策物理演習】
対象
- 東大・東工大・早慶などの難関大学の医・歯・薬・理工学部を目指す高3生
- 難関大学の医・歯・薬・理工学部を目指す意欲的な高2生
※受講に際しては「力学」「熱力学」「波動」が既習であることが望ましいですが、未習の方や心配な方は事前にご相談ください。
日時
7月27日(水)12:15〜14:15(2h)
7月31日(日)12:15~14:15(2h)
8月3日(水)12:15~14:15(2h)
8月7日(日)12:15~14:15(2h)
定員
9名
内容
- 力学範囲の演習
- 熱力学範囲の演習
- 波動範囲の演習
※授業の進捗状況により変動しますが、毎回相応の質・量の宿題を課します。
効果
- 単元別の学習は進んでいても入試問題レベルの総合問題になると手も足も出ない方が、大学入試問題への取り組み方の指針を得ることが出来ます。
先生からのメッセージ
理科は中学校以前の学習の積み重ねが大学受験に余り影響しない異色の教科であり、その中でも物理は公式類のほとんどが高校範囲で初めて扱われ、暗記すべき事項も少ないので高3の夏以降でも大逆転できる可能性の高い科目だと言えます。ただ実際の受験生は高校の学習内容と入試での出題レベルのギャップに苦しみ、高3の秋を迎える前にほぼ諦めてしまっているケースも多いように感じます。本講座を通じて、そのようなギャップは幻覚に過ぎないことを認識し、秋以降の学習の指針をつかんで欲しいと思います。
【難関大対策化学演習】
対象
- 東大・東工大・早慶などの難関大学の医・歯・薬・理工学部を目指す高3生
- 難関大学の医・歯・薬・理工学部を目指す意欲的な高2生
※受講に際しては「理論化学」「無機化学」が既習であることが望ましいですが、未習の方や心配な方は事前にご相談ください。
日時
8月17日(水)10:00〜12:00(2h)
8月21日(日)10:00~12:00(2h)
8月24日(水)10:00~12:00(2h)
8月27日(土)10:00~12:00(2h)
定員
9名
内容
難関大学では、化学が知識問題単体で出題されることは少なく、わずかなヒントの中からどういった化学反応が起こるか理解し、さらにそれを定量的に解いていかなければなりません。この講習では、難関大学の入試問題を題材に、無機化学と理論化学の融合問題を演習していくことにより、無機と理論の知識を幅広く復習していきます。
効果
- 無機化学の定性的な知識と、理論化学の定量的な知識を、より確実に定着させることができます
先生からのメッセージ
化学に限らず物理も含めた理科の鉄則は、まず現象の理解、次に数式による記述です。2つのことをしっかり区別しながら、難しい問題にチャレンジしていきましょう。
【関数、方程式、不等式】
対象
- 大学受験で数学を使う予定の中3から高3までの生徒
日時
8月1日(月)10:30~12:00
8月4日(木)14:30~16:00
8月8日(月)10:30~12:00
8月12日(金)12:45~14:15
定員
16名
内容
- 文字定数や絶対値のついた複雑な関数の最大最小問題の考え方
- 文字定数を分離して2本のグラフの交点で解を考察する手法
- 文字の置き換えによる最大最小問題の解法
- 多変数関数の最大最小問題の考え方
- 根号や絶対値を含む方程式不等式の解法
- 2次方程式の解の配置問題
- 不等式の成立条件
効果
- (知識レベルではなく)論理レベルが高い文章が読めるようになる
- 一読して不明な数学の問題について、どう取り組めばよいかの視座を高める
先生からのメッセージ
普段みなさんが単元ごとに数学を学んでいる際には、概念をつかみやすくするため、1つの知識を確認するための例題を解くのが普通です。しかし、実際の入試問題では、1つの知識しか含まれない出題というのは稀で、いくつかの複合した知識が含まれることがほとんどです。含まれる知識の数が2倍になると、問題の難度は2倍ではなく、体感としては4倍になると思ってよいでしょう。この講座では、実際の入試問題から厳選した、複合的な知識を問われる問題を演習することにより、”数学の問題を考えるとはどういうことか”を実践的に学んでもらいます。講習が終わる頃には、一見意味不明の問題でも、何かしら動き出せる自分になっていることに気がつくでしょう。
なお、講習後には、授業で扱った問題の類題を自習用課題として配ります。こちらも取り組むことで、数学のレベルが確実に1段上がることを約束します。
【集合と論理、三角関数と図形】
対象
- 大学受験で数学を使う予定の中3から高3までの生徒
日時
8月17日(水)14:30〜16:00
8月21日(日)14:30~16:00
8月24日(水)14:30~16:00
8月28日(日)14:30~16:00
定員
16名
内容
- 集合と要素の個数の数え上げ
- 命題と論理、必要条件十分条件と他分野との融合
- 論理と整数問題
- 三角関数(三角比)と幾何の定理を利用した図形問題の捉え方
効果
- (知識レベルではなく)論理レベルが高い文章が読めるようになる
- 直感だけでなく記号を援用して、問題文の論理構造が読み取れる
先生からのメッセージ
普段みなさんが単元ごとに数学を学んでいる際には、概念をつかみやすくするため、1つの知識を確認するための例題を解くのが普通です。しかし、実際の入試問題では、1つの知識しか含まれない出題というのは稀で、いくつかの複合した知識が含まれることがほとんどです。含まれる知識の数が2倍になると、問題の難度は2倍ではなく、体感としては4倍になると思ってよいでしょう。この講座では、実際の入試問題から厳選した、複合的な知識を問われる問題を演習することにより、”数学の問題を考えるとはどういうことか”を実践的に学んでもらいます。講習が終わる頃には、一見意味不明の問題でも、何かしら動き出せる自分になっていることに気がつくでしょう。
なお、講習後には、授業で扱った問題の類題を自習用課題として配ります。こちらも取り組むことで、数学のレベルが確実に1段上がることを約束します。
【学びの対話——より深い勉強のほうへ】
対象
- 考えることが好きで、かつ、他者を排除しない方
- 意見交換や模擬国連に興味がある方
- 自分を表現することが好きな方
日時
7月31日(日)10:30-12:00
8月2日(火)10:30-12:00
8月9日(火)10:30-12:30(2h)
定員
8名
内容
【学びの対話のルール】
(1)何でも自由に発言していい
(2)否定的な態度をとらない
(3)納得できないことは問いかける
(4)無理に発言しなくてもいい
(5)意見がころころ変わってもいい
(6)結論は出さなくてもいい
(7)司会進行役(講師)は、特定の意見を主張しない
【事前課題】
●(4日目まで)テクストを準備しておく(400~2000字、小論文・短編小説・エッセイ・日記など。学校の宿題で書いたテクストでも可)
※原則はテクストの準備としますが、「絵画などの美術作品」「デザイン」「ダンス」「写真」「楽曲」などでも可とします
【1日目の内容】
●参加者から話し合いたいテーマを3つずつ募集する
●参加者による投票で取り上げるテーマを6つに絞る
●テーマについて話し合う
【2日目の内容】
●1日目に引き続きテーマについて話し合う
【3日目の内容】
●テクストなどの作品を持参する
●持参した作品を、参加者全員で検討し意見交換を行う
効果
- 異なる考え方を知ることで国語の読解力が上がる
- 自分でテクストを書いてみることで国語の読解力が上がる
- 大学入学後のゼミの雰囲気を味わうことができる
- 他者とともに思考を練り上げる喜びを知ることができる
先生からのメッセージ
「人間の諸行動を、笑わず、嘆かず、呪わず、ただひたすら理解に努める」——スピノザ
みなさん、こんにちは。
本講座は昨年から開始しましたが、比較的好評だったので今年も実施することにしました。
「正義」「倫理」「自由」という3つのテーマを緩やかに設定した前回は、中2から高3までの多様な方々が参加してくださいました。
そこでは例えば、以下に例を挙げるようなさまざまな問いが提起されました。
・神は存在するのか?
・人間にとって幸福とは何か?
・この世界に偶然は存在するか?
・なぜいじめはなくならないのか?
・筆箱には何色のペンが必要なのか?
・精神的自由と平和の両立は可能か?
・動物愛護はどの範囲まで及ぶべきなのか?
・ジェンダーによる差別と生物学的性差はどのように折り合いをつけるべきなのか?
また、最終日に提出されたテクストのジャンルとタイトルは以下の通りです。
【創作】
・UFOと赤い星
・水辺の恋愛論
・Testimony to an Angel
【評論・意見】
・理想的、完璧な世界を作ることは可能なのか
・正義の存在と力についての主張
・ヒトという存在について
・スウェーデンから学ぶ、男女平等のあり方
・Making the Brighter Future
他方で、今年は「勉強」という身近な行為をゆるくテーマとしますが、メインはやはりみなさんの興味関心に応じて「学びの対話」を自由に展開したく思います。
最後に、本講座で大切にしたいことを記しておくと……
すぐに結論を出すのではなく、時間をかけて対話を重ねること。
お互いの違いを理解し、単純に「友/敵」に分けられない現実があると知ること。
「疑問」は持っても「否定」はしない、真の意味で信頼できる人間関係を築くこと。
自由に考えて表現する行為は、何物にも変え難い楽しい行為なのだと実感すること。
それでは、知を愛するみなさんのご参加を心よりお待ちしています!