数年後の未来を見すえた2014年の締めを!

寒さと時間の流れが加速しているように感じられる12月です。
インフルエンザも何に急かされたか例年より早く流行期に入ったようです。みなさん、無事ですか?
このタイミングでの急速な流行には、まだ人々が予防接種やマスク・本気の手洗い・うがいなど本格的な対策を始める前だったため、その魔の手に捕えられる人がたくさん出てしまったという理由が考えられます。
何ごとも早めの対策が大切だということを改めて心に留めなければなりませんね。

さて、12月というのは1年最後の月。さまざまなことを「締(し)める」時期でもあります。
なにかとせわしない毎日だと思いますが、この1年に自分が行ってきたことをひとつひとつ省みて、それぞれどのくらい達成できたのか、結局手を付けられなかったことはないか、など整理してみる時間を持ちましょう。これは、2014年の締めの作業というだけではありません。これが取りも直さず、きたる2015年に向けた「早めの対策」につながるのです。
そして2014年の反省をもとに、2015年の目標はなるべく年内に立てましょう。それにより、2015年の幕開けと同時に2015年の目標に向かってスタートが切れるからです。
塾生諸君は今、育ち盛り。2015年にはもっともっと大きな伸びしろがあるはずです。それを見込んだ目標を立てましょうね。
このように1年の目標を立ててそれに向かって努力し、達成し、反省し、次の1年に向かうという流れは毎年、ステージを上がりながらくり返されます。そして2年後、3年後……大学受験の年に、今のあなたが思い描いている大学、またはもっとレベルの高い大学の合格が「手の届くところにある目標」になっていることをイメージしましょう。

ただしその前に、2014年のやりのこしが山積みでは困ります。まだ半月以上残っていますので、勉強、探究など、今年最後まで悔いの残らぬようがんばりましょう!