夏休み直前になりました。今年の夏も暑そうですね!
夏休み中は、夏期講習やクラブ活動で忙しい人も多いでしょうが、学期中とくらべて自由に使える時間が増えるのは確かだと思います。その自由時間をいかに使うかが、有意義に日々をすごすための頭の使いどころ。受験に向けては、今後の伸びしろにも大きくつながってきます。
ここでひとつ、提案したいのが「オープンキャンパスめぐり」。
中学生~高校1、2年生にとっては、まだ受験なんて先だし、学部や学科も決めてないのにオープンキャンパスに行っても意味あるのかなと考える人もいるかもしれません。
いえいえ、あなたがたがオープンキャンパスに行く意味は、大いにあります。
(1) 大学ってどんなところかを知るために行く
そもそも中学生~高校低学年のみなさんは、大学ってどんなところかというイメージが湧きますか?
例えばどんな勉強をしていたり、どんな学校生活を送っているのかといったイメージですね。具体的に思い描こうとすると、つまってしまうのではないでしょうか。それを知るための絶好の機会が、オープンキャンパスです。
(2) 学部・学科の方向性を決めるために行く
各大学では、具体的にどんな学部でどのような勉強や研究がされているのでしょうか。
オープンキャンパスでは模擬授業や大学の先生方とお話ができるようなブースが用意されています。もう学部や学科を決めている人は、自分のやりたい研究ができるのかどうかを調べるために、決まっていない人は、「面白そうな研究はあるのかな」くらいの気持ちで、オープンキャンパスに行きましょう。
また、学部案内などの資料ももらえますから、必ずもらってきて後々の進路選択の資料にしましょう。
(3)「大学に行きたいなぁ」という気持ちを高めるために行く
やはり大学に直接行くと気持ちは盛り上がるものです。よくわからないもののために勉強するのと、具体的にイメージできるもののために勉強するのとでは、モチベーションのケタがちがいます。早い時期に大学に足を運んで気持ちを盛り上げれば、それだけ早い時期から高いモチベーションを得ることができるのです。
受験したい大学が高校や家の近辺にある人は、オープンキャンパスに限らず、大学の授業期間中でも足を運んで、モチベーションを保てるとすごくよいですね。
行きたい特定の大学がなくても、まずは「大学」というものの空気に触れること。
気の進まない人も、ひとつだまされたと思って、遊びにいくつもりで、オープンキャンパス行きの計画を練ってみましょう!